2011 第28回全日本ウエイト制空手道選手権大会
2011 全日本青少年空手道選手権大会
2011 全日本女子空手道選手権大会
2011 全日本壮年空手道選手権大会
H23/6/11-12 レポート 工藤拓朗
今大会は、東日本大震災の影響で延期になっていた全日本青少年大会が同時開催となり約1,000人が参加するマンモス大会となった。会場では世界大会日本代表に決定している選手が募金箱を持ち義援金を募った。
全日本ウエイト制大会では第10回世界大会(4年に一度の無差別世界大会)の選抜戦と言う事もあり、最後の日本代表のチケットを争う選手たちの熾烈な戦いが繰り広げられた。<詳細はこちら>
名古屋中央支部の結果は以下の通り
■8歳9歳女子の部
福岡優依
1回戦、序盤は果敢に攻めるも、上段前蹴りで技ありを奪われ判定負け。
負けはしたが、8級とは思えない良い試合をした。
■10歳男子+40㎏の部
馬場脩斗
1回戦は、内股蹴りを効かせ判定勝ち。
2回戦は互角の展開で延長までもつれこむが相手の上段回し蹴りが頭をかすめる場面があり印象が悪く判定負け。
■11歳男子-40㎏の部
福岡拓斗
1回戦は素早いフットワークと手数で勝り優勢勝ち。 2回戦は体格差で押し切られ判定負け。
体格差のある相手にも果敢に攻め続ける良い内容の試合だった。
■13歳14歳男子-55㎏の部
横井博紀
1回戦、終始圧力をかけ続け判定勝ち。
2回戦では、強豪選手である内山脩選手(本部直轄三重)と対戦。強烈な膝蹴りの連打で快勝。 3回戦では後半、相手の突きのラッシュを受け切れず判定負け。
■全日本壮年40歳~44歳以下重量級
三田真弘
1回戦は重い突きで相手を圧倒。 2回戦も突きと下段で優勝候補の一人である福田裕志(埼玉県西北支部)選手を下す。
3回戦、本戦は下段回し蹴りで優勢に戦うも効かせ切れず延長戦へ。
延長戦では体が動かず手数で上回れ判定負けとなった。
■全日本女子無差別級
秋山みず恵
1回戦、池田明日香(大阪なみはや支部 弐段)選手と対戦。中盤までは突きで押していたものの、後半盛り返され判定負け。
緑帯ながら弐段相手に堂々とした組手で健闘した。
■全日本ウエイト制中量級
阿部大介
細かい突きの連打と足技で攻め、終始互角の展開。
だが、相手の杉山徳(城西国分寺支部)も試合巧者。ダメージは無いものの中段廻し蹴りを効果的に使われ、3-0で判定負け。
■全日本ウエイト制 軽量級
中川秀則
一回戦不戦勝。
2回戦は強豪の宍倉一太郎選手(横浜港南支部)と対戦。序盤に鋭い中段廻し蹴りを決め、優位に立つが、蹴り技を警戒され距離を詰められる。相手の強力で的確な突きに懸命に撃ち合うが惜しくも判定負け。
■全日本ウエイト制 中量級
河辺博之
大阪府空手道選手権大会中量級優勝の川阪選手(兵庫支部)と対戦。本戦は打ち合い、引き分け。延長では突きの連打で押しきり判定勝ち。好スタートを切る。
2回戦では神原敏行選手(愛媛支部)と対戦。突き、下段で攻め込み、互角の展開。
延長も互角に打ち合うが後半手数でわずかに上回られ判定負け。