4月26日日曜日に春季昇段・昇級審査会が行われました。
愛知県大会の影響もあり型の修得が遅れたため受審者の人数が若干少なめとなりました。
今回の審査会はシュウトが少年部出身者としては初の昇段審査を受審しました。
シュウトは小学1年生で入門し修行年数8年1ヶ月、東海地区の大会でたくさん入賞経験のある実力者です。
極真空手の昇段審査は十人組手を行うことが慣例となっていますが、これは少年であっても例外なし、シュウトも一般と同様に十人組手にチャレンジしてもらいました。
序盤一人目から4人目までは軽快に飛ばし判定勝ちを収め、5人目は支部内のライバルとして共に稽古してきたリンタと対戦!
一心一体の攻防のなかアクシデントが起こる!シュウトの放った上段回し蹴りをリンタがすくい上げるように受けシュウトが横転し畳に落ちた!
落ちた際に肘を立てて倒れたため肩を痛め動けない、この倒れ方は場合によっては肩の脱臼や靭帯損傷、鎖骨骨折などが起こりえる。
心配し駆け寄り医師の山田さんに見てもらい触診し本人に症状を確認したところ、脱臼や骨折はなかったようで、本人から強い言葉で『やります!』と返答があったので続行!
アクシデントで雲行きが怪しくなると思われたが気持ちはきれていない!
残り5人、黒帯の先輩たちを相手にして限界を迎えているが極限の苦しさを強い精神力で乗り越え見事に十人組手を完遂しました!
シュウトの十人組手はどんなに苦しくても諦めない強い精神力をしっかりと見せつけ、みんなも納得する昇段審査だったのではないかと思います。
あとは十人組手にチャレンジしたことで見えた技術的な弱点をしっかりと反省し今後の稽古で改善してもらいたいと思います。
今回、シュウトをはじめ受審された生徒の皆さんと保護者の皆様、長時間に渡り大変お疲れ様でした。
また、掛かり手駆け着けてくれたリンタとテツヤ、お手伝いして頂いた黒帯の皆さんありがとうございました。
審査風景)
今回は小学4年生以上は一般と合同で行いました(^^)
三本組手
筆記試験
少年組手
午前:小学3年以下)
初めての型審査
やわらか~
拳立て
二段蹴り
ソリャ~!