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準々決勝 vs福井裕樹(本部直轄浅草道場)

本戦1-1引き分け
延長0-5 減点1による判定負け

本戦 順調な滑り出しお互い一進一退で得意の突きで攻め合う、中盤、海斗の上段が福井の顔面を捉えクリーンヒットし残心を示す!が、浅いと判断され技有りを取れず
終盤に向けて徐々にヒートアップお互い突き技を効かそうと間合いを詰め攻める!それがマイナスに働き『押し』の反則でお互いに副審の旗が振られる、その展開が再三繰り返され海斗に注意2、福井に注意1が与えられ本戦終了。
判定は1-1の引き分け。

延長に入り戦法を変えられればと思ったが変わらずさらにヒートアップしお互い接近戦に固執してしまう。構えた海斗の両手が相手を押さえ反則で注意1。それでも戦況は変わらず接近戦になる。打たれ強い福井は効かんぞとばかりに構えを開いて海斗に突きを打たせる、その構えを開いて前に出る福井の胸をまたも海斗が押してしまい注意2に
いよいよ後がなくなる、さすがに戦法を変えなくてはいけない。
(減点1になると内容に関係なく判定負けとなる)
しかし長年稽古し身にしみ込んだ技は抜けなかったようです。結局最後まで戦法を変えられず減点1の宣告を受けそのまま時間となり、減点1による判定負けを喫してしまった。

他の試合にも多々見られたが、実力が拮抗するとどうしても間合いが近くなってしまい反則があった。今回のルール改定はこのような反則をせずに打開する方法も盛り込まれています。しかし選手はまだルールが変わったばかりで対応できていないというのが現状なので、今回の経験を今後に生かすように選手は対応するための修練が急務となります。
今回、非常に後味の悪い敗戦となりました。海斗を含め今回応援に来た生徒の皆さんはまさに実際の戦いを目の当たりにしたわけですから、道場に帰って他の生徒にもこの事を伝え、試合に生きる技の習得に努めてもらいたいと思います。

応援いただいた皆様ありがとうございました。

2016.06.05|未分類