2023年もあと数時間で終わろうとしています。
今年から、感染症による規制が緩和され従来のイベントが開催できるようになり、愛知名古屋支部では昨年から再開された愛知県大会に加え、夏合宿も開催することができました。
ただ残念ながら支部内交流試合のみ開催することができませんでしたので、来年こそ支部内交流試合の復活をと思っているのですが、来年は愛知県武道館の大規模改修工事があり、秋に開催を予定していましたが、また会場探しからしなくてはならず、予定でしか発表できない状態となってしまいました。これから空いている良い会場がないか頑張って探したいと思います。
組織全体の活動に目を移すと、4年に1度の世界大会が無事に開催され終了することができました。
昨年から直近に起こった社会情勢の問題もあり、規模を縮小した世界大会になるのではないか心配しましたが規模・レベルとも縮小するどころか規模もレベルも大きく高い大会・試合展開となり、選手たちのその闘いぶりは目を見張り、とても感動させられる試合の連続で、特に決勝戦を戦ったイエロメンコ・オレクサンダーと西村界人の決勝後の涙にはこれまでのいろんな思いがあるのだろうと考えると、私は涙が滲みとても感動していました。
大会には名古屋からたくさんの生徒の皆さんに応援に来ていただきました。ありがとうございました。選手たちの熱い戦いを観戦して皆さんも極真空手の大会の良さが充分にわかったのではないでしょうか。ここで観た熱い戦いを胸に稽古に打ち込んでもらえれば幸いです。
大会では故大山倍達総裁の生誕100年を祝う演武が全世界・日本全国の支部長により行われ、自分もその一員として参加しました。演武で故大山倍達総裁の御写真を前に全支部長と演武を行い、皆で道場訓を唱和していると極真会館の成り立ちから、先達の極真にかけた思い、自分の現役修行時代などを思い出し、涙が込み上げて溢れる思いでした。私も大山総裁より受け継いだ極真会館の正統継承団体の一員として活動をさらに強固にして支部活動に邁進したいとさらに決意を固めました。
松井館長がいつも言われているように、私の活動は、日本の、一地域の、一道場という小さな活動ですが、我々の道場の仲間が、地球の裏側の南米ブラジルでも、アメリカ・ニューヨークにも、フランス・パリでも、世界各国で活動しており、それぞれが日夜稽古に励み、空手道を追求して修行しています。また、そこで得た修行の成果を試す場として国際大会や世界大会で集い、肉体を通した空手技術交流をもとに相手を知り友となる。この国際交流をもって全世界の友好平和をなすのが極真空手です。
このような機会を愛知名古屋の生徒の皆さんにも一人でも多く与えられるように頑張って指導していきます。
長くなりましたが、新年を迎えようとするタイミングで久々にブログを書いていたら胸が熱くなってしまいました。ではそろそろ! 皆さん、良いお年をお迎えください!
今年も大変お世話になりありがとうございました。
来年もよろしくお願い申し上げます。
愛知名古屋支部 支部長 木山 仁