令和元年度 夏季昇級審査会
昨日、9月8日日曜日に夏季昇級審査会を千種本部道場にて行いました。
愛知名古屋支部では昨年より審査会にセミコンタクトルール(以下、Sルール)の組手を取り入れていますが今回はSルールを行うことの意義と得られる技術(効果)について説明し、会員の皆さんにより理解を深めてもらいました。
支部では昨年の支部内交流試合にて練習試合を行い、また公式試合にチャレンジしている選手もいますが、中部東海地区ではまだ公式試合が一度も行われていないので、地区内の支部長たちと協議し公式試合を早く開催するようにしたいと思います。
(話しが審査会から少々ズレてしまいました、、)
今回の審査会は厳粛な雰囲気の中で行われました。
これまでは盛り上がりも必要かと、組手で応援することをお願いしていましたが、今回はそのお願いをせず静寂に包まれ、そのお陰か受審者も良い緊張感を保っていたと思います。
また今回は、その都度、小さいと注意していた”気合いを入れる事!”の注意も極力言わずにおきました。
普段から稽古で常に口酸っぱく沢山の小言を話しているので「ここに来てまで」というのもありますし、希望的願いで説明しても受け取れないなら、絶対条件として結果に反映させるのみと最終手段に入った感じです。
何にしても、せっかく志した空手道です。
時間を割いて厳しい修行をした自分を裏切らないように、自分の取得する帯が「自信」と「誇り」となる帯になるように、稽古に対する考え、心の持ち方を向上させていきましょう。
少し説教となってしまいましたが、Sルールの組手を見ると技術の向上がみられ、とくにここ1・2年内に入会した会員様の技が良かったです。
正確な攻撃、適正な間合い、攻防の技術、タイミングの測り方などとても見応えがありました。
そこから見ると全員ではないですがフルコンタクトルール(以下、Fルール)から始めた会員様は、技が荒く不正確な動きになっているなと感じました。
「バババッ!」と打ち合いとなるFルールは一見迫力はありますが、よくよく見ると技が雑で決まらないので最終的に不満の残る組手が多くなります。極真空手は最強求道の志、一撃必殺を目指す空手なのでこの点での技術の修正が最優先事項となりますね。
色々と所感も含めた内容となりましたが、参考にしていただきこれからの稽古に活かしていただきたいと思います。
受審された皆様、保護者の皆様、大変お疲れ様でした。またお手伝いをいただいた皆様ありがとうございました。
午前〉小学低学年
午後〉小学高学年以上 〜 一般